強いって決めつけられた瞬間、何も言えなくなった

ある会議で、少し場が緊迫していた時。
場を落ち着かせようと一言かけたら、「器用貧乏さんは、そういうの平気ですもんね」って笑われた。
実はこっちも必死で飲み込んでたし、怖さもあった。
でも「強い人」って見られた瞬間、もう何を言っても「強者の言葉」になる気がして、黙るしかなかった。
強さって、そんな簡単なもんじゃない。
こっちだって折れそうになりながら踏ん張ってる。
それすら見てもらえないんだと思うと、寂しかった。
帰り際、ひとりの同僚が小さな声で「さっき、助かりました」って言ってくれた。
ああ、届いてたんだって、それだけで救われた。
強く見える人にだって、声を出す勇気はいる。
見られ方で自分の気持ちを引っ込めなくていい。
ちゃんと感じて、ちゃんと話していいんだよ。
投稿者:器用貧乏さん
投稿日:2025/07/12(土)17:16